【高岡市編】相続した空き家に
関する問題を解決した事例 Sale

高岡市における、「相続した空き家に関する問題を解決」するまでを事例形式で3つご紹介します。
※実際の関係者や物件が特定できないように、複数の事実を改変・翻案してまとめた内容になります。

1.大阪府にお住まいのM様が、
「相続した実家の売却に反対する兄弟を説得し、
無事売却できた事例」

1.大阪府にお住まいのM様が、「相続した実家の売却に反対する兄弟を説得し、無事売却できた事例」

Saleお客様の相談内容

売却物件 概要

※表は左右にスクロールして確認することができます

所在地 高岡市福岡町 種別 一戸建て
建物面積 220.43㎡ 土地面積 500.37㎡
築年数 62年 成約価格 310万円
間取り 8DK その他

相談にいらしたお客様のプロフィール

高岡市にお住まいの60代のお客様です。
お父様が亡くなられてご実家をお兄様と二人で相続しました。ご実家は、お二人の共同登記になっています。
M様は大阪府でご家族と暮らしています。お兄様は高岡市のアパートにご夫婦で住まわれており、大所帯用の大きい実家は使われることなく空き家のままです。

Sale解決したいトラブル・課題

課題
ながらく空き家になっている実家の売却に兄が反対しているが、何とか説得して売りたい。

お兄様は、賃貸アパートですが高岡市の中心部に住まわれており、生活環境も良く通勤にも大変便利なため、様々な面で利便性が劣る田舎の2人暮らしには大きすぎる実家に移り住むつもりはありません。

しかし、M様のお兄様は、思い出の家であることもあって、売却になかなか同意してくれません。
そこで、何とかお兄様を説得して欲しいと専門家のサポートに頼ることにしました。

Sale不動産会社の探し方・選び方

M様は空き家の売却をサポートしてくれる不動産会社を探して相談することにしました。
インターネットで高岡市にある不動産会社を探していると、

  • 不動産相続の専門家で、空き家問題の解決に力を入れている
  • 遠方からの相談にも積極的に応じている

不動産会社をみつけ、連絡を早速してみることにしました。

SaleM様の「トラブル・課題」の解決方法

M様には、お兄様への説得材料になればと、空き家を放置する事で想定されるリスクと空き家に関する行政措置について下記の通りご説明差し上げました。

1.「相続した空き家を放置した場合のリスク」について

  • 危険で不衛生な空き家があることによる、近隣住民とのトラブル
  • 長年放置による資産価値の低下と、維持費や修繕費の高騰
  • 固定資産税の支払い義務
  • 不法侵入や放火、ゴミの不法投棄など、犯罪の温床になる
  • 動植物・害虫などの繁殖や、自然災害による家屋倒壊や火災の恐れ

民法では、「土地の工作物の設置又は保存に瑕疵があることによって他人に損害を生じたときは、その工作物の占有者は、被害者に対してその損害を賠償する責任を負う。

ただし、占有者が損害の発生を防止するのに必要な注意をしたときは、所有者がその損害を賠償しなければならない。」と定められています。

つまり既に占有者(居住者)のいない空き家であっても、その空き家の所有者であれば、近隣住民に被害が及んだ際に賠償責任を問われることになりかねません。

また、上記のようなリスクを抱える空き家は管理不十分として、自治体が「管理不全空き家」や「特定空き家」に指定することがあります。
「管理不全空き家」、「特定空き家」ともに自治体から助言・指導を受け、改善されない場合は固定資産税や都市計画税の軽減の特例措置を受けられなくなります

より危険性の高い「特定空き家」に認定されれば50万円以下の罰金、強制的な解体及びその費用の請求などの措置が段階的にとられます。

空き家はこの20年で約2倍に増加しているといわれています。
そのため、政府は令和5年に対策を強化し、上述の「管理不全空き家」を新設し、「特定空き家」に認定される恐れがある空き家の所有者にも指導できる権限が自治体に与えられました。

参考:政府広報オンライン|空き家の活用や適切な管理などに向けた対策が強化。トラブルになる前に対応を!

2.「結果」

M様は早速、最近「危険な空き家」予備軍に対する政府の措置が厳しくなったこと、放置すれば「特定空き家」になるとみなされ、自治体から指導を受ける可能性があることをお兄様に伝えました。
お兄様は、思い出のある実家を手放すのは残念だとはおっしゃっていましたが、忙しくて実家の手入れを頻繁にはできないという事と、空き家を放置することのリスクもご理解されたお兄様は、ついに売却に同意されました。

無事空き家の処分ができたことでM様からはありがたい感謝のお言葉をいただきました。

2.富山市にお住まいのS様が、
「不動産売却初心者が、
相続した一戸建てを売却できた事例」

2.富山市にお住まいのS様が、「不動産売却初心者が、相続した一戸建てを売却できた事例」

Saleお客様の相談内容

売却物件 概要

※表は左右にスクロールして確認することができます

所在地 高岡市井口 種別 一戸建て
建物面積 149.57㎡ 土地面積 187.13㎡
築年数 37年 成約価格 1,750万円
間取り 4LDK その他

相談にいらしたお客様のプロフィール

富山市にお住まいの40代のお客様です。
お母様が逝去され、一人娘のS様が高岡市内のご実家を相続されました。

Sale解決したいトラブル・課題

課題
相続した実家に住む予定がなく、空き家になってしまう。不動産売却の経験と知識がないので、丁寧にサポートしてくれる不動産会社に相談したい。

S様は富山市内に旦那様が購入されたマンションにお住まいで、実家に戻るご予定はありません。
実家を売却して家族の生活費に充てたいと思っています。
S様は初心者でも相談しやすい、親切な不動産会社を見つけたいと望んでいます。

Sale不動産会社の探し方・選び方

S様は地元の不動産会社をインターネットで探していると、

  • 不動産の初心者からの質問や相談を積極的に受け付けている
  • 不動産相続の専門家としてたくさんの肩書を持っており、信頼できそう

な不動産会社を見つけたので相談に行くことにしました。

SaleS様の「トラブル・課題」の解決方法

不動産売却に来られる方は、ほとんどの方がはじめてです。
そして、そのきっかけが相続であることも多いのが現状です。
弊社はS様が円滑に売却の手続きを進められるよう、基本的な売却の流れと、目的に応じた契約の種類についてご説明差し上げました。

1.不動産売却の流れ

不動産を売却する場合は、以下のような手順となります。

【不動産売却の流れと所要時間の目安】

※表は左右にスクロールして確認することができます

売却の流れ 売却の流れ
1. 不動産会社に査定を依頼する
2. 不動産会社と媒介契約を結ぶ ここまで約1~2週間
3. 不動産会社が売却活動を始める
4. 買主と売買契約を結ぶ ここまで約3~6か月
5. 代金を受け取り、買主に不動産を引き渡す ここまで約4~7か月
6. 確定申告をする 翌年に行う

一般的には上記の流れとなります。

2.媒介契約の種類

媒介契約とは、不動産会社に売買を仲介してもらうための契約です。

媒介契約は以下の3種類があり、取引を内密にしたいか、どれだけ高く、早く売りたいか、などの条件によって、売主にとって最適な契約の種類が異なります。

【仲介(媒介)契約3種類】

※表は左右にスクロールして確認することができます

一般媒介契約 専任媒介契約 専属専任媒介契約
複数社への依頼 複数可 1社のみ 1社のみ
自己発見取引
(売主が自分で見つけた買主と直接取引)
不可
契約期間 制限なし(3ヶ月以内推奨) 3ヶ月以内 3ヶ月以内
不動産流通機構(「レインズ」)の登録 義務なし 7日以内 5日以内
販売活動の報告 義務なし 14日に1回以上 7日に一回以上

※不動産流通機構(レインズ)とは、不動産会社間で売却物件の情報を共有するための公的なネットワークです。

「専属専任」と「専任」の媒介契約はレインズへの登録が義務付けられているので、物件情報が広く知られ、その分早期売却に繋がります。
「一般媒介契約」はレインズへの登録義務がないので、秘密裏に売却できる可能性が高まります。

また、「売れやすい魅力的な物件」である場合は一番高く値を付けた所に売ることができるので「一般媒介契約」が有利に働きますが、扱いづらく人気のない物件の場合は、複数社にとって優先して売却する動機がないため売却の可能性が低くなります。

しかし、「専任」及び「専属専任」の媒介契約では、契約を結んだ不動産会社のみが取り扱い、売却が決まれば仲介手数料を得られる為、その分売却に積極的になってもらえる利点があります。

3.「結果」

S様のご実家は、北陸新幹線の新高岡駅から2km圏内にある商業エリアとして開発が進む区域にあり、早期での売却に自信があることをお伝えしたところ、S様は弊社と「専属専任媒介契約」を結び、売却活動をスタートしました。

結果、2か月で売却をすることができ、S様には「信頼し売却をお任せすることができた。初心者でも安心して相談できた」と高く評価いただきました。

3.大阪府にお住まいのK様が
「相続した実家を遠方から
手間をかけずに売却した事例」

3.大阪府にお住まいのK様が「相続した実家を遠方から手間をかけずに売却した事例」

Saleお客様の相談内容

売却物件 概要

※表は左右にスクロールして確認することができます

所在地 高岡市荻布 種別 一戸建て
建物面積 149,57㎡ 土地面積 199.57㎡
築年数 55年 成約価格 430万円
間取り 7DK その他

相談にいらしたお客様のプロフィール

K様は大阪府にお住まいの50代のお客様です。
お母様が逝去され、築55年の実家を相続しました。
K様は生活拠点が大阪の為、実家に戻られるご予定はありません。

Sale解決したいトラブル・課題

課題
築55年の実家を相続したが、住む予定はない。実家を売却して、購入予定のマンションの頭金に充てたい。

現在は、アパートにお住まいですが、マンションの購入を考えているので、ローンの頭金に充てるために、実家を売却したいとお望みです。
K様は、遠方のためなるべく手間をかけずに売却したいとお考えです。

Sale相談する不動産会社の探し方・選び方

K様は大阪の不動産会社より高岡市の不動産会社の方が市況に詳しいと思ったので、高岡市で遠隔で対応してくれる所を探していると、

  • 遠隔地からの、非対面相談も積極的に受け付けている
  • 無料売却査定を行っている

不動産会社を見つけたので、メールで早速問い合わせをすることにしました。

SaleK様の「トラブル・課題」の解決方法

K様はローンの頭金ためにも資金が手元に欲しく、実家の売却をお望みです。
K様には、売却方法の種類と、それぞれのメリット、デメリットをご説明差し上げました。

1.売却方法

不動産の売却には、主に「仲介」と「買取」の2つがあり、仲介はさらに3つの種類に分けることができます。

それぞれの売却方法にメリット・デメリットがあるため、ご自身の希望や事情に合わせて、最適な方法を選択することが重要です。

「仲介」
不動産会社が売り手と買い手の間に立って、売買契約を結びます。
売却に成功したときのみ、売主が不動産会社に「仲介手数料」を支払います。

「買取」
不動産会社が直接売主より物件を購入します。
数日~数週間で現金化できますが、買取価格は仲介時の相場よりも6〜8割程度になることが一般的です。

高く売却したい場合は仲介、早く売却したい場合は買取を選ぶと良いでしょう。

2.築古物件の売却方法

【築古物件の売却方法とメリット・デメリット】

※表は左右にスクロールして確認することができます

売却方法 メリット デメリット
そのまま売る
  • 解体せずに売却できる
  • 売れない場合、更地にするよりも固定資産税が安い
  • 築古だと買い手が見つかりづらい
  • 契約不適合責任を問われる場合がある
  • 仲介手数料がかかる
古家付きの土地
として売る
  • 解体せずに売却できる
  • 売れない場合、更地にするよりも固定資産税が安い
  • 建物に欠陥があっても、契約不適合責任は免責
  • 古家の状態が悪いと、売却が難しい
  • 値引き交渉されやすい
  • 仲介手数料がかかる
更地にして売る
  • 買い手が見つかりやすい
  • 解体するので、建物に欠陥があっても問題ない
  • 解体費用の支払い
  • 売れない場合、建物があるときよりも固定資産税が高くなる
  • 仲介手数料がかかる
不動産会社に
買取してもらう
  • 売却までの期間が短い
  • 契約不適合責任が免責になる
  • 仲介手数料が不要
  • 仲介よりも売却価格が安くなる

K様が売却をお望みの物件は住宅街にあり、子育て世帯に需要がありますが、最近では需要の少ない広い建物で、築55年と古いため、確実に売るためには修繕や改築の必要がありそうです。

3.「結果」

K様はローンの頭金にしたいとの事でしたので、費用はかかりますが、解体して更地にした方が高く売れる可能性があるとご提案しましたが、あまり手間をかけたくないとの事で、今回は弊社で「買取」をさせていただく事になりました。

K様は、やり取りも円滑に進み、手間をかけずに売却できたと大変喜んでいただけました。

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