高岡市における、「引き継いだ不動産を売却し、円満に相続」するまでを事例形式で3つご紹介します。
※実際の関係者や物件が特定できないように、複数の事実を改変・翻案してまとめた内容になります。
1.遠方にお住まいのR様が、
「引き継いだ実家を売却することで、
弟との相続トラブルを回避できた事例」
Case03お客様の相談内容
物件 概要
※表は左右にスクロールして確認することができます
所在地 | 高岡市麻生谷 | 種別 | 一戸建て |
---|---|---|---|
建物面積 | 145.66㎡ | 土地面積 | 160.25㎡ |
築年数 | 46年 | 成約価格 | 620万円 |
間取り | 6DK | その他 | ― |
相談にいらしたお客様のプロフィール
お客様は高岡市にお住まいの60代のR様です。
お父様がお亡くなりになり、R様と弟様は市内にあるご実家と金融資産1,000万円を相続することになりました。
お父様の遺言書には「実家は売却して構わない。売却で得た収益は弟様に、その他の金融資産は兄であるR様に相続させる」といった内容が書かれていました。
そのことを弟様に伝えると、「金融資産は自宅の価値よりずっと高いはずで、それでは不公平だ」と反対されてしまいました。
Case03解決したいトラブル・課題
課題
弟と相続する遺産の分配方法で揉めている。
R様は、弟様と揉めたくないですが、R様は不動産や相続に関する知識は全くありません。
2人が納得できるようにするにはどうしたらいいのかを、どこに聞くのが良いのか分かりませんが、不動産もあるのでとりあえず不動産会社に聞いてみることにしました。
Case03不動産会社の探し方・選び方
R様は、以下のことを重視し、不動産会社をネットで探すことにしました。
- 相続不動産に関して知見がある
- 無料相談を実施している
「無料相談を実施している」点を重視した理由は、お金をかけず気軽に相談したかったからです。
Case03R様の「トラブル・課題」の解決方法
いくつかの不動産会社のホームページを見比べた結果、相続不動産の専門サイトがあり、無料相談も可能な弊社が気になったそうで、相談いただきました。
R様ご兄弟は、ご実家と金融資産を2人で均等に分ける方法を知りたいとのことでしたので弊社は「換価分割」を提案いたしました。
1.「換価分割」とは
換価分割とは、遺産をそのまま分けるのではなく、一旦売却し、その売却益を相続人に分配する方法です。
換価分割を行う場合は以下のメリットとデメリットがあります。
どちらもしっかりと理解したうえで判断しましょう。
【換価分割のメリット・デメリット】
メリット |
公平な分割が可能
トラブルの回避 |
---|---|
デメリット |
売却にかかる手間や費用
遺産を手放すことになる |
R様と弟様は現在の家からご自宅に移り住む予定はないため、ご実家を手放すことにためらいはないそうです。
また、売却の手続きなどに関しては弊社がしっかりとサポートさせていただくので心配は要りません。
2.「結果」
「換価分割」をすることで弟様の合意を得ることができたそうで、R様は売却の相談で再び弊社を訪れました。
売却活動を開始してから5か月で買手が見つかり、無事に売却益と金融資産を均等に相続することができ、R様兄弟は満足されていらっしゃいました。
2.東京都にお住まいのF様が、
「高岡市で相続した実家を売却し、
姉とスムーズに相続した事例」
Case03お客様の相談内容
物件 概要
※表は左右にスクロールして確認することができます
所在地 | 高岡市角 | 種別 | 一戸建て |
---|---|---|---|
建物面積 | 120.78㎡ | 土地面積 | 150.29㎡ |
築年数 | 46年 | 成約価格 | 800万円 |
間取り | 4LDK | その他 | ― |
相談にいらしたお客様のプロフィール
お客様は東京都にお住まいの50代のF様です。
お母様がお亡くなりになり、F様はお姉様と実家を相続することになりました。
F様もお姉様も遠方にお住まいということもあり、相続した実家に移り住む予定はありません。
F様姉妹は話し合い、「実家を売却して、その売却益を2人で均等に分けよう」という結論になりました。
Case03解決したいトラブル・課題
課題
相続した実家を売却し、その売却益を2人で均等に分けたい。
F様姉妹は、2人で分けても満足する金額を得たいと思っているため、なるべく高く売ってくれそうな不動産会社に相談することにしました。
Case03不動産会社の探し方・選び方
不動産を探す際、以下のことを重視しネットで検索しました。
- 売却実績が豊富で信頼できそう
- 地元に密着している
「地元に密着している」点を重視した理由は、以前に知人が「不動産のある地域に精通した不動産会社の方が地域性を考慮した高く売れるコツを知っている」と話していたからです。
Case03F様の「トラブル・課題」の解決方法
いくつかのホームページを見て、その中で、唯一、相続に関するページがあった弊社に相談いただきました。
F様姉妹はご実家を売却し、売却益を2人で均等に分けることをお考えでしたので、お2人の望まれている分割方法である「換価分割」が向いているケースと向いていないケースについて説明させていただきました。
1.「換価分割」が向いているケースと向いていないケース
【換価分割が向いているケース】
- 複数の相続人がいて、不動産を共有するのが難しい場合
- 現金での相続を希望する相続人が多い場合
- 全員で公平に分割したい場合
【換価分割が向いていないケース】
- 売却に反対する相続人がいる場合
- 売却時に多額の譲渡所得税が発生する場合
- 特定の相続人に特別な寄与があった場合
換価分割は、相続財産の種類や相続人の意向に応じて柔軟に選択できる手段です。
特に不動産の相続で、トラブルを避けたい場合に適していますが、売却における手間や費用がかかりますので、スムーズに相続を終えたい場合は不動産会社と入念に計画を立てることをおすすめします。
2.「結果」
F様姉妹は弊社の説明を聞き、改めて「換価分割」で問題ないという結論になりました。
その後、売却活動に移り、約4か月で買手が見つかりました。
F様姉妹はご希望通り遺産を均等に分けられたことを大変喜んでいらっしゃいました。
3.高岡市にお住まいのB様が、
「引き継いだ不動産の相続手続きを円滑に進めた事例」
Case03お客様の相談内容
物件 概要
※表は左右にスクロールして確認することができます
所在地 | 高岡市上関町 | 種別 | 一戸建て |
---|---|---|---|
建物面積 | 110.04㎡ | 土地面積 | 240.36㎡ |
築年数 | 50年 | 成約価格 | 730万円 |
間取り | 3LDK | その他 | ― |
相談にいらしたお客様のプロフィール
お客様は高岡市にお住まいの50代のB様です。
B様は三兄弟のご長男です。
お父様がお亡くなりになり、B様と弟様2人で市内にあるご実家を相続することになりました。
しかし、B様と弟様2人は現在の家からご実家に移り住む予定がありません。
保有していても、管理に負担がかかると思ったB様兄弟は手放すため売却を考えています。
Case03解決したいトラブル・課題
課題
実家を保有していても管理が負担なため、売却し手放したい。
B様は売却についてネットで調べていると相続不動産を売却し、その売却益を相続人で均等に分ける「換価分割」という方法があることを知り、自分たちに最適だと思いました。
早速、電話で弟様たちに話したところ、弟様たちも賛成のようで「換価分割」を行うことにしました。
弟様たちは遠方に住んでいることから、手続きなどはご実家と同じ市内にお住まいのB様が行うことになっています。
後日、B様は不動産会社に売却の相談をすることにしました。
Case03不動産会社の探し方・選び方
B様は、通いやすさを優先し、お住まいでもある高岡市内の不動産会社をいくつかの訪問し、その際に
- 親切、且つ丁寧に説明してくれる
- 相続問題にも知見がある
といった2点を重視しました。
相続や不動産に関する知識がないB様にとって2点とも大切な要素です。
Case03B様の「トラブル・課題」の解決方法
B様はいくつかの不動産会社に相談した結果、弊社の説明が一番丁寧で分かりやすかったとのことで相談いただきました。
B様は「換価分割」を行いたいとのことでしたので、「換価分割」を行う際の手続きの流れを説明いたしました。
1.「換価分割」の手続き
換価分割の流れは下記になります。
1. 遺産分割協議で換価分割に合意して遺産分割協議書を作成する
2. 相続した不動産の名義を変更する
3. 物件を売却して諸費用を除いた売却金を受け取る
4. 相続人間で売却金を分割する
遺産分割協議とは、遺産をどのように分割するかを相続人全員で話し合い、決定するための手続きです。
2.「結果」
B様は遺産分割協議から遺産分割協議書の作成、名義変更などスムーズに手続きを進めることができました。
その後、売却活動に移行し4か月で買手が見つかりB様兄弟は無事に均等に売却益を均等に分配することができました。