House1-1.初心者が最低限知っておきたい3つの重要知識

ここでは、初心者が最低限押さえておきたい不動産売却の最も基本的で重要な３つの知識について解説します。

1-1-1.不動産売却の方法は2種類

不動産売却の方法は大きく2種類あります。
高く売りたい場合には「仲介（媒介）」、早く売りたい場合には「買取」が選ばれるのが一般的です。
※1「仲介（媒介）」とは不動産会社が売却物件の購入者を探し売買を仲介する事です。
※2「買取」とは不動産会社が売却物件を査定し買い取る事です。

【不動産売却の方法2種類】

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1-1-2.仲介（媒介）契約は3種類

不動産会社と結ぶ仲介（媒介）契約は大きく３種類あります。

• 自分で売却を主導し、複数の不動産会社とやり取りできる方「一般媒介契約」
• 売りにくい物件を売りたい方は「専属専任媒介契約」
• どちらを選ぶべきか分からない方はその中間の「専任媒介契約」

を選ぶのが一般的です。

【仲介（媒介）契約3種類】

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※レインズとは、不動産会社間で売却物件の情報を共有するための公的なネットワークです。

1-1-3.空き家・実家売却の3つのパターン

空き家・実家の売却には、主に以下の３つパターンがあります。
家の築年数や立地、売却に 掛けられる時間的余裕等を鑑みて、合ったものを選びます。

〈空き家・実家の売却　3パターン〉

中古物件、もしくは古家付き土地として売る
中古物件と古家の違いは、「建物に経済的な価値があるかどうか」です。
おおむね法定耐用年数を目安として考えることが多く、木造戸建てなら例えば築20年を超えたあたりから、古家としての扱いになる傾向です。

建物を取り壊さずに売れるので、解体費用が掛からず、売却活動がしやすいことがメリットです。

更地にして売る
空き家・実家の傷みが酷い場合は家を解体し更地にした状態の方が買い手がつきやすい場合があります。

買い取ってもらう
不動産会社に買い取ってもらえば、仲介では買い手がつくまで時間のかかる空き家でも、すぐに手放すことが可能になります。
買取してくれるかどうかはやはり立地次第で、加えて売却価格は低くなりますが、すぐに換金できるところが魅力です。

Knowledge1-2.不動産（空き家・実家）売却にかかる
税金・費用と使える控除・特例

1-2-1.税金・費用

不動産売却にかかる税金・費用はいくつかありますが、利益が出た場合にのみかかる「譲渡所得税・復興所得税・住民税」が最も重い負担になりがちです。

【不動産売却にかかる税金・費用　一覧】

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税率に関しては、復興特別所得税以外は2種類の税率が設定されており、長期保有した物件の売却は税金が安くなるように設定されています。

「長期の定義」
譲渡した年の1月1日現在の所有期間が5年を超えているもの
（親が所有していた期間も含む）

「短期の定義」
譲渡した年の1月1日現在の所有期間が5年以下
（親が所有していた期間も含む）

【譲渡所得税、復興特別所得税、住民税の税率まとめ】

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引用：国税庁　No.3211　短期譲渡所得の税額の計算
引用：国税庁　No.3208 長期譲渡所得の税額の計算

1-2-2.使える控除・特例

現在お住まいのマイホームを売る場合は、手厚い控除・特例が設定されていて優位です。相続した空き家で使えるものも併せて、使いやすい順に並べて紹介いたします。

【不動産を売却した時に使える控除・特例】

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House1-3.不動産（実家・空き家）売却の流れとかかる期間

不動産売却は以下のような流れに沿って行われます。

かかる期間はトータルで、短くて約4か月、長くて1年程度です。

〈図　不動産売却の流れ〉

House2-1.高岡市の不動産売却相場と概況

現在、高岡市の不動産の売却相場は、種類別に大体以下のようになっています。

【高岡市の不動産の売却相場　種類別】

高岡市の不動産（空き家・実家　等）売却相場の概況
2023年の高岡市の平均売却金額は115万円下落（前年比8.12％）しました。
価格下落の主な原因は、人口減及び、少子高齢化によって、不動産の需要が減ったことです。
高岡市は、「コンパクト・アンド・ネットワーク」のまちづくりを推進としており、中央と公共交通で結びつけられた地域生活拠点の駅前徒歩圏内エリアなどは今後も戸建ての需要に期待ができます。
ただ生活に不便な周辺地域に関しては戸建て需要が少ないため、下落が続くとの見通しです。

中でも北陸最大級のイオンモール高岡のある新高岡駅周辺及び、再開発の進む高岡駅では引き続き一定の需要が見込まれるでしょう。
その他、高岡駅と新高岡駅の間、西にある木津、東にある井口本江は宅地開発が進み、人気のエリアとなっています。

参考：富山新聞「地場企業がマンション　新高岡駅周辺、投資再開の動き　２４年８月完成目指す」

【2024年版 総合】高岡市 不動産売却の動向と予測

高岡市で不動産の売却や確定申告を行う際に必要な書類の入手先・連絡先を掲載します。

市役所
【高岡市役所】
〒933-8601 富山県高岡市広小路7-50　
電話番号：0766-20-1111

HP：https://www.city.takaoka.toyama.jp

法務局
【富山地方法務局　高岡支局】
〒933-0056　高岡市中川1-5-22　
電話番号：0766-22-2327

HP：https://houmukyoku.moj.go.jp/toyama/mapinfo008.html

税務署
【高岡税務署】
〒933-8540　高岡市博労本町5-30　
電話番号：0570-00-5901（電話相談受付）/　0766-21-2501（代表電話番号）

空き家（実家）を相続で所有した場合のおすすめの活用方法を4つご紹介いたします。

【高岡市で相続した実家・空き家のおすすめ活用方法4つ】

※表は左右にスクロールして確認することができます

【高岡市版】相続した実家・空き家のおすすめ活用方法4つ

高岡市で空き家の処分に困ったときの代表的な相談先を掲載します。

前田プランニングオフィス

前田プランニングオフィスは、高岡市に事務所を構え、高岡市や県西部地区を中心に不動産取引を行う不動産会社です。

新築・中古不動産の無料査定、売買や仲介、買取を行うほか、空き家対策、不動産相続に関する遺産分割協議書、遺言書作成の作成なども行っています。
特に、数多くお引き合い頂く県外居住者の方の「ご実家売却」「相続案件」の対応に注力しており、県外出張も可能です。

行政書士、相続相談士、家族信託専門士、生前整理アドバイザー、インテリアコーディネーター等の幅広い資格を保有する代表が、不動産売買はもちろん、相続相談、FP相談、リフォームまでワンストップ、トータルでご提案します。

前田プランニングオフィス
〒933-0856 富山県高岡市鐘紡町5-2
電話：0766-25-5500
営業時間：9:00～21:00　
定休：水曜日

HP: https://www.maeda-kurashi.com/souzoku/

公共機関
市役所の建築政策課で、空き家バンク相談を受け付けています。
受付窓口：都市創造部　建築政策課　
電話番号：0766-30-7291
HP： https://www.takaoka-kurashi-mo-so.net

なお、全国空き家相談ホットラインで、高岡市での相談窓口が設けられています。
受付窓口：高岡市空き家活用推進協議会事務局
電話番号：0766-25-0021
HP： https://www.t-akiya.com

参考：高岡市空き家バンク

【高岡市役所】
〒933-8601 富山県高岡市広小路7-50　
電話番号：0766-20-1111

HP：https://www.city.takaoka.toyama.jp